ネガティブ父とポジティブ息子の中学受験記

数十年前に中学受験で失敗したサラリーマン父と、やたらポジティブな息子の中学受験の記録です

ケアレスミスについて(大事なこと書き忘れてました)

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ネガティブ父です。<(_ _)>

先日まで、計算ミス・ケアレスミスの防止についてお話してきました。

すみません、大事なことを書き忘れていましたので少しだけ追加させてください。

 

今まで、ケアレスミスの対策についてお話してきましたが、そもそも、わが子がどんなミスを犯しやすいのか、そこのところをきちんと押さえておく必要があります。

 

(ーー;) ネガティブ父

・・・ケアレスミスの分析って、見るだけで力が抜けるか、頭に血が上るか、どちらかなので精神的にきついですよね・・

 

で、ここまでは、程度の問題こそあれ、多くのご家庭でも実施されると思います。

  

でも、実際拾い出して分類わけやってみると、ちょっと手が付けられないくらいの種類と量になりませんか。

 

(ーー;) ネガティブ父

ウチはそうでした。算数だけでも両手両足ではとても足りない・・

 

・繰り上げ、繰り下げのミス(・・はい、定番のやつね)

・自分で書いた字が汚くて、間違い(・・自分の字を読み間違えるか、普通)

・規則性などの問題で、順番を1間違える(・・植木算、すっかり抜けている)

・出来ているのに、なぜか違う数字を解答欄に書いている(・・・え??)

・問題文に書いてある数字と違う数字を勝手に使っている(・・・え??)

・立体の体積の相似比は長さの三乗なのに、平面面積と同じ二乗としている

・考え方も計算も正しいが、問題で求められている数字ではない数字を解答に記載

 

書いているうちに、今でも気分が悪くなるのでこれくらいで・・

 

で、最初はこれら全部を一緒くたにリスト化して、テスト前にブン太にみせて、気を付けるようにと指導してきました。

 

(*^_^*)ブン太

「いや~、ホント沢山あるね。これでミス防げたらすごい点上がりそう」

(ーー;) ネガティブ父

・・おまえ、本当におめでたいほど、ポジティブ・・

 

でも、あまり効果なく、それどころか新たな珍種のミスを発明してきて、一向に改善見られませんでした。

 

その後、いろいろ親子で悪戦苦闘して、ようやく以下の点に気が付きました。

 

・親から見ると全てケアレスミスにみえるけど、本当は「基礎」が身に沁みついていないので間違えているミスがある。

・上記のタイプのミスは単なるケアレスミスとして扱うのではなく、「基礎」を身にしみこませる対策が必要

 

上のミスの例で言うと、立体体積の相似比や規則性の問題などですね。これらは、以前紹介した復習のための「ルーズリーフ・オリジナル教材」に盛り込んで、毎週きっちり身にしみこませるようにしました。

 

もちろん、ブン太だって、立体の体積の相似比は、辺の比の三乗だってことぐらいは頭では分かっています。でも、それでもついつい間違えてしまうことがある、ということは、本当の意味で身についていないのだと思えました。

 

よく「テストで間違えた問題は、なおしをきっちりするように」という言葉を聞きますが、上記のタイプのミスの場合は、テスト後に一回解きなおすだけでは、経験上、不十分と感じています。

 

(ーー;) わが子の場合だけかもしれませんが・・

 

こういうミスがみられる単元は、本当の意味で基礎が身にしみついていない、ということだと判断しました。

 

(ーー;) ネガティブ父

わが子はこれくらいできて当然、できて欲しい、という親の願望・欲目が(特にテスト直後の火照った頭では)、すべて単なるケアレスミスに分類して「気をつけなさい!」で済ませてしまっていたのかと、反省しております。。

 

その観点でいえば、計算ミスも同じで、計算力という大事な基礎がしっかり身についていないということになると思います。(なので、きちんとした計算の工夫に関する知識習得と、それを実践で試す機会の確保が必要)

 

少し長くなったので、続きはまた・・

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