速さと比:習得のステップ
ネガティブ父です。<(_ _)>
本日は、「速さと比」の習得の経緯について、少し詳しく書いてみます。。
小学5年生までは、「速さ」については、予習シリーズと先日ご紹介した熊野先生のテキストメインで取り組んでいました。
6年になってから加えて、
・SAPIXのSSプリントの速さの単元
・四谷大塚の「算数難問題集」の速さの単元
をやっていたぐらいです。
終わってみて振り返ると、入試レベルの力を身に着けるまで、速さについては、以下4つの習熟ステップがありました。
ご紹介した本は、このうち、ステップ1と2を身につけるのに用いました。
ステップ1.具体的な数値をつかった、速さ・距離・時間の関係と線分図を用いた解法の習熟
ステップ2.比をつかった、速さ・距離・時間の関係と線分図を用いた解法の習熟
ステップ3.ダイアグラムを用いた解法の習熟
ステップ4.過去問レベルの問題への対応
この中で特に、ステップ1と2が一番高いハードルでした。
ステップ3には、ほとんど時間がかかりません。ステップ4とほぼ並行して習得できます。
ステップ4の過去問レベルの問題は、確かに最初はまったく歯が立たず一番高いハードルに感じますが、半年もあればだんだん慣れて解けるようになってくるものです。
(もっとも、慣れるまでに半年は必要。ネガティブ父が小学生の時は、ステップ4で失敗しました)
一方、ステップ1や2の習得には、半年なんてものではなく、とにかくやたら時間がかかりました。
一度身についた!と思っても、数週間たつと、全然覚えていない、もしくは、ポロポロと穴ができてしまうのです。
・・・親も子も一番つらい時期でした(>人<;)
やってもやっても、できたはずの問題ができなくなっている、もしくはせっかく埋めたつもりの穴も、穴のままだったなど
・・・徒労感や絶望感でお先真っ暗に感じます (T_T)
親からすると、どうしてこんな簡単なこと、と思います。でも、子供は何度やっても、どうしても身につかない。なので、なおさら、イライラします。
でも、ネガティブな私が言うのもなんですが、継続すれば、道が開けるのです。例えば1年間、毎週毎週繰り返せば、きっと身に付きます!
もし身につかなかったら、入試前日まで毎週繰り返せばよいと思います。(復習の時間を節約する方法は、また後日)
どんなテキスト(塾のテキストなど)でも、良いと思います。やさしめの典型問題を20問ぐらい、コツコツ継続されることを、強くおすすめいたします。